日本のあちらこちらに立ち並ぶ、ラーメン店。歴史をたどれば中華料理がベースとなっているラーメンも、今やスープや麺の種類もお店によって異なり、日本独自の文化を切り開いています。ラーメンは、飲み会の締めなどでお腹を満たしてくれるものですが、やはり女性にとっては、栄養やカロリーが気になるところですよね。ラーメンは好きだけど、野菜もいっぱい食べたい。そんな望みを叶えてくれるのが、長崎ちゃんぽんなのです。
今回オンワード・マルシェでお取り寄せしたのが『みろくや』の「長崎ちゃんぽん10食セット」です。長崎本場のちゃんぽんが自宅で楽しめる贅沢なこちらのセット。お店では食べたことがあっても、自宅で長崎ちゃんぽんを作ったことはなかったので挑戦してみたく、購入を決意。
長崎ちゃんぽんのスープは、九州でも名物とされる豚骨をベースとしたものが一般的だそう。『みろくや』はそのスープを最後の最後まで楽しんでほしいと長年研究を重ね、現在の味にたどり着いたのだとか。豚骨をベースに魚介の旨味を加えていて、コクのある風味が楽しめます。気候や天候、湿度に合わせ職人が丁寧に仕上げる麺も『みろくや』自慢の一つだそうです。
野菜をたっぷりと入れて、栄養満点のちゃんぽん。作る前から楽しみになってきました。
美味しく作れるか少し不安でしたが、袋の裏にはしっかりと作り方が書かれているのでご安心を。中にはスープはもちろん、具材を炒める調理油まで付いているので、揃えるのは具材だけ。手間いらずで簡単に作れてしまいます。私はキャベツ、もやし、にんじん、ピーマン、ネギ、そしてエビをチョイスしました。
美味しく作るポイントは、しっかりと煮込むこと。炒めた野菜にスープを加えてひと煮立ちさせ、茹でた麺を加えてさらにじっくり煮込みます。煮込んでいる間にお腹はペコペコに。出来上がった長崎ちゃんぽんを器に移し、早速いただきます。
少し太めのハリがある麺は、もちっとしていて小麦の味がしっかりとしています。煮込むことでスープの味がしっかり染み込んで食べ応えもバッチリです。スープにはベースの味に野菜の甘みがプラスされて、バランスの良い、コクがありながらあっさりとした味わいに仕上がりました。お腹が空いているときにはもってこいの味で、お皿がまだ熱いうちに間食してしまいました。
後日、水炊きの鍋をした際にふと思い付き、シメに長崎ちゃんぽんの麺を使ってみることに。出汁のとれた鍋のスープを、付属の粉末スープで味を整え麺を投入。卵を落としいただきました。我ながらいい応用ができたとご満悦。ハリのある麺は最後まで飽きが来ずに食べられて、大満足の味わいでした。
冷蔵庫に余った具材などで作っても良し、鍋のシメに使っても良しで万能な「長崎ちゃんぽんセット」。10食分がなくなってしまう前に再度注文しなければと焦ってしまうほど、私のお気に入りに追加されました。