「折りたたんだピザを油で揚げる」と聞けば、ジャンクフード的な料理をイメージする方も多いことでしょう。ですが、『パンツェロッテリア』のフライドピザは違います。こだわりの製法により、本場イタリアで愛され続ける味わいを上質に再現しているのです。
そもそもフライドピザはイタリア南部、しばしばブーツに例えられる国の形で表せば“かかと”にあたるプーリア地方の名物。パンツェロッティと呼ばれており、その知名度はイタリア全土にまで浸透しているそうです。
その本場イタリアで25年も暮らしていたというオーナーが、渋谷の高級住宅街である松濤にオープンさせたのが『パンツェロッテリア』。2012年のオープン以来、またたく間に人気店となり、2014年の大阪進出を契機に通信販売も開始。今では日本全国どこでも本場のパンツェロッティを楽しむことができるようになりました!
できる限り出来たての品質を提供するため、商品はオーダーを受けてからひとつひとつ生地を伸ばし、丹念に作り上げて冷凍しているそう。解凍してから電子レンジで中身の具材を温め、オーブントースターなどで表面をパリッと焼き上げれば完成です。
最初にいただいたのは定番人気商品の「エビと野菜のチャウダーソース」。生地はサクサクとして香ばしいだけでなく、モチモチとした弾力もあり、それでいてくどさがありません。その秘密は油にあります。サラダ油などではなく、綿実油という、植物性オイルのなかでも品質が良くヘルシーなものを使用しているからなのだそう。
あふれだすのはアサリの出汁を効かせた自家製チャウダーソースの旨味。隠し味として白味噌を使用しているらしく、日本人の舌に馴染む仕上がりになっています。
エビやブロッコリーといった具材もたっぷり。食感、味わいともに多彩で説明が少々難しいのですがシチューを食べている感覚に近く、かなりの満足感が得られました。1個でお腹いっぱいです。
「エビと野菜のチャウダーソース」以外にも、「チキンと野菜のゴルゴンゾーラチーズソース」をはじめ「クアットロフォルマッジ(4種類のチーズ)」「ナスのマルゲリータ」「チキンと玉葱のクリームソース」「ポークヒレと野菜のイチヂクソース」など、とにかく種類が豊富。もちろんどれも文句なしに美味しいのですが、特筆すべき共通した点がひとつあります。それは、どれもチーズの味わいが素晴らしいこと! フレッシュモッツァレッラ、ゴルゴンゾーラ、ゴーダ、レッドチェダーなど、品質の良いものだけを惜しみなく使用しているのがよく分かります。
「フライドピザ 6種類まとめてお得なセット」は、どれも本場イタリアを知るオーナーならではの洗練された味わい。まだフライドピザを食べたことがない方はもちろん、現地のパンツェロッティが好きな方にも是非オススメしたいセットです。