夕飯のメニューとして簡単に作れ、翌日のお弁当のおかずにも活用できそうな商品をオンワード・マルシェで検索していたら、こちらの商品を見つけました。一瞬、商品名にケーキ? と驚きましたが、蟹の身が全体の37%も入った蟹のメンチカツのような一品とのこと。興味が湧き、早速お取り寄せすることに。
この商品の製造販売をしている『かに物語』は、気仙沼にある会社。約40年以上前から原材料であるDeep Sea Red Crab(まるずわいがに)を漁獲するため、スタッフ自ら南半球アフリカのナミビア国まで行き、漁をしています。この蟹は味や食感の良さに加え、漁獲量も少ないことから、幻の蟹といわれ、日本ではあまり流通していません。水揚げ後1時間以内に船上でボイル・急速冷凍し、凍結した状態で剥き身にする技術を開発したので、食べるときに生臭さがなく、旨味もそのままで食べることができるのです。
届いた商品を見ると、3つずつ包装された計9個の「クラブケーキ」が入っています。1個の大きさは厚さ約1cm、直径は約7cmになります。これくらいのサイズならフライパンで油を使って、揚げ焼きすることもできそうです。(普通に揚げ物を作る方法で約170℃の油で6分ほど揚げて調理することも可能です)
では、美味しそうに焼き目が付いたので早速食べてみることにします。
付け合わせはシンプルにサラダを添えて。断面を見ると、蟹の身が贅沢にたくさん入っていることがわかります。何も付けずに食べてみたところ、かにの旨味がしっかりとしているので、このままでも十分満足できる味わいでした。もし、調味料をつけるなら本当に少量で良いですね。個人的にはケチャップを少しだけ付けて食べたら美味しかったです。他にもウスターソースやタルタルソースなどが合うのではないでしょうか。
ランチタイムに合うような、簡単にできるアレンジレシピを思いついたので作ってみることに。このアレンジは普段、メンチカツが余った時にたまに作る、玉子とじ丼です。きっと玉子と醤油ベースの味付けにも合うだろうと試作してみました。
食べてみたところ、かにの身がしっかりと入っているので、玉子、タレ、玉ねぎといった「クラブケーキ」全ての具材の旨味が程よく合わさり、予想以上の美味しさに。手軽に丼ぶり1つで食べられるメニューとして、さっそく料理のレパートリーに追加しました。
かに肉のしっかりとした食感、ギュッと詰まった旨味が手軽な調理方法で味わうことができる、最高の逸品。次は大好きなカレーにトッピングして、食べてみようと思案中です。