個人的にうなぎといえば、肉や寿司と並ぶ、ご褒美メニューの中の一つ。今回ご紹介する「【名古屋名物ひつまぶしの素】うなぎめし2人前」は、そのうなぎを3通りの食べ方で楽しめるという、私にとっては贅沢すぎる逸品です。
商品名にもあるように、こちらは国産うなぎの産地として有名な愛知県の三河産のうなぎをひつまぶしスタイルで食べられるセットなのですが、これが普通のひつまぶしではありません。というのも、販売元は名古屋では老舗の佃煮屋として有名な『石昆』。驚くことに、過去に年間6万セット以上を売り上げた実績もあるほどの人気商品なのです。
では、その人気の秘密はどこにあるのでしょう。答えは、ずばり、佃煮屋だからこそできる、職人が丹精込めて作った逸品という点に集約されます。
うなぎは、串打ち3年、裂き8年、焼き一生と言われるほど、焼く工程には熟練の技が必要となることは有名です。そうして職人が丹念に焼きげたうなぎに、佃煮屋の“炊く”という技術が加わることで、さらなる極上の味が生まれているのです。
前置きが長くなりましたが、何はともあれ、その食べ方をレポートしましょう。
箱の中には、1杯目の「うなぎ飯」、2杯目の「薬味飯」、3杯目の「茶漬け飯」と3つ分が個包装になって入っています。薬味やタレなど必要な物は入っているので、用意するのは白米のみで構いません。
1杯目の作り方は、温かいご飯に、湯煎かレンジで温めたうなぎをのせ、タレをかけます。2杯目は白米にうなぎをのせ付属の薬味(のり、わさび、ねぎ)をのせて味わいます。3杯目は白米とうなぎにお茶漬けの素を入れお湯を注ぎます。3つとも作り方は至って簡単です。用意する食材も、調理も手間いらずで、この手軽さが嬉しいですね。
とりわけ、3杯目のお茶漬けは個人的に大ヒット。うなぎのほんのりとした甘味、旨味が出汁に溶け出し、程よい具合に存在感が出て、クセになりそうな美味しさでした。これも肉厚で脂がしっかりとのった三河産のうなぎを使っているからこそ出せる味。家庭でこんなにも簡単に、極上のご褒美メニューが食べられるなんて!
ひつまぶしという食べ方にあまり馴染みがない方も、上質なうなぎを使った本場の味を手軽に食べることができるので、ぜひ一度ご賞味ください! これぞ、お取り寄せの醍醐味ではないでしょうか。