四万十味紀行
¥ 4,698(税・送料込)
マルシェ編集部
レポーター
突然ですが、皆さんは食用菊を食べたことがありますか? 馴染みの薄い食材かもしれませんが、スーパーに並んでいるお刺身のパッケージを思い出して下さい。黄色い飾りが浮かんできませんか? そう、あれが食用菊です。食べずに捨ててしまう人が多いと思いますが、花びらを散らしてお刺身と一緒にいただけば、ほのかな香りを楽しむことができるのでオススメです。
食用菊の効能はいくつかあります。ひとつは解毒作用。これがお刺身に添えられている所以のひとつです。他にも、ビタミンが豊富で、悪玉コレステロールを抑える効果もあるとも言われています。今回レポートするのは、そんな食用菊を使用した伝統の逸品です。
お取り寄せしたのは『晩菊本舗 三奥屋』の「晩菊(ばんぎく)145g×4袋」。製造元の『晩菊本舗 三奥屋』は山形県にある漬物店の老舗。漬物と惣菜を手掛ける有名企業で、なかでも「晩菊」は昭和57年(1982年)の山形県名産品品評会で金賞を受賞した逸品であり、その名の通り『晩菊本舗 三奥屋』の看板商品です。
「晩菊」に使われている食材は、大根、胡瓜、茄子、茗荷、人参、わらび、山形県の在来野菜・せいさいなど、厳選された国産野菜と菊の花。10種類にもなるそれらの素材を塩漬けにしておよそ1年間寝かせ、独自の技法で漬け込んだ、こだわりの味が自慢です。
器に盛り付けると漬物独特の豊潤な香りが立ち込めてきました。さっそく酒の肴としていただいてみましょう。ひと口食べると、コリコリとした食感に驚かされます。実に心地よい歯応えです。そして、肝心の味も豊か。10種類もの食材の風味が、塩味と梅酢による酸味のなかで確かに主張しながらも、独特の一体感で口中に広がってくるのです。ふと、新鮮な国産野菜が詰まった玉手箱が脳裏に浮かんできました。そして、全体を上品な風味に仕立てている最後の立役者が菊の花の華やかな香りです。
素晴らしい逸品を頂いた翌朝。「晩菊」を使って今度は思い付いたピザトーストを試してみました。焼き目を付けた食パンにたっぷりと「晩菊」をのせて、とろけるチーズをかぶせてトースターで温めます。あえて味付けをせずにいただくと、チーズのコクと「晩菊」の塩味と酸味、そして食パンによる小麦粉の甘味が見事にマッチ。これは予想以上の美味しさでした。
おにぎりの具材やお茶漬け、炒飯はもちろんのこと、これならパスタとの相性もいいはずです。様々な料理で「晩菊」の可能性を試してみたくなりますね。「晩菊」はその名の通り、美しく咲く菊のごとく、食卓に華やかな彩を与えてくれる、紛れもない逸品でした。
晩菊本舗 三奥屋
晩菊(ばんぎく)145g × 4袋
¥3,207(税・送料込)
マルシェ編集部
レポーター
商品をお楽しみいただくイメージがより具体的に膨らむよう、マルシェ編集部のレポーターが実際に商品を購入し、お客さま目線で実食までを本気でレポートします。どのような形で商品が届くのか、そしてどのような調理や下準備が必要なのか、注意点なども含めて分かりやすくお伝えします! みなさまのご購入の参考になるよう、レポートしますので是非お役立てください!
四万十味紀行
¥ 4,698(税・送料込)
竹千寿
¥ 8,165(税・送料込)
NORTH FARM STOCK
¥ 4,212(税・送料込)
ご不明な点がございましたらお気軽にお問い合わせください。
カスタマーサポートセンターよりご返答させていただきます。