つるりとした口当たりとしっかりしたコシ、弾力が魅力の稲庭うどん。そうめんのように手延べで作られるため、細く平たい形状が特徴です。日本三大うどんとしても有名な稲庭うどんは、私も大好きなうどんのひとつ。
冷凍されたものをスーパーで買うことも多いのですが、ものぐさな私はスープを作るのが面倒で、「もっと手軽で洗い物が少なくて済む稲庭うどんはないかな~」と常々思っていました。そんなとき、オンワード・マルシェで見つけたのが「お湯を注ぐだけの稲庭うどん(かき卵付き)8食セット」。“お湯を注ぐだけ”という言葉につられて、すぐに注文してしまいした。
届いた「お湯を注ぐだけの稲庭うどん」は、1食ずつ個包装にされた8食セット。半年以上の長期保存が可能です。
開けてみるとカラカラに乾燥された麺が入っていました。ノンフライのため、乾燥の状態でも透明感があります。この状態だと、コシが復活するのかやや心配。
作り方は、器に麺とかやくを入れてからお湯を注ぎ、電子レンジで4分加熱し、スープを混ぜるだけ。また、熱湯をかけて5分待ってもOK。今回は、より食感が良くなるという電子レンジ調理で作りました。器にもよると思いますが、我が家では器が熱々になってしまいました。電子レンジから出すときは注意が必要です。
完成したうどんをいただきます! まずは麺を食べてみると、コシがしっかりあるのが分かります。ツルツルとしており、茹でたてに引けをとりません。むしろ、私が乾麺を茹でるよりも丁度良い加減になっていると感じました。
というのも、こちらは稲庭うどんの本場・秋田県湯沢市稲庭町で300年伝わる伝統製法「手綯い手延べ製法」で作った本格的な稲庭うどんを、特殊製法で仕上げている品。職人が2年以上の試行錯誤を経て作り上げただけあって、もっちりとした食感が良く、箸が止まりません。
そして、麺だけではなくスープにもこだわっています。しょうゆ味のスープは、同じく秋田県の比内地鶏の鶏ガラを出汁に使っているため、コク深く、麺によく絡みます。また、ネギ、わかめ、かきたまの具が付いているのも嬉しい。
器ひとつでできるので、忙しいときや手間をかけずに食事をしたいときに便利な「お湯を注ぐだけの稲庭うどん」。国内産小麦100%使用、化学調味料無添加、酸化防止添加物無添加と体に優しいので、風邪を引いたときの非常食に常備しておきたいと思いました。でも、簡単で美味しいからすぐに食べ終わってしまいそうですね。