挽きたて、淹れたてのコーヒーが飲めるスタンドが増え、気軽に本格的なコーヒーが飲めるようになった昨今。豆の産地や挽き方によって変わる味わいを楽しむ人が増えています。コーヒーそのものも好きですが、私が気になっているのはコーヒーを使ったスイーツ。そこでオンワード・マルシェで調べてみたところ見つけたのが「白い珈琲のジェラート 6個入り」です。
数あるコーヒースイーツの中からこちらを選んだのは、コーヒー味なのに白い見た目に興味を持ったから。さらに、「オンワード・マルシェ アワード2018」に選ばれていることも注文の決め手になりました。
作っているのは、石川県金沢市で昭和20年(1945年)に創業した『ダートコーヒー』。コーヒー焙煎業からスタートし、現在は県内外の喫茶店やホテル、レストランなどにコーヒーを提供しています。「白い珈琲のジェラート」には老舗のどんなこだわりがあるのでしょうか。
届いた発泡スチロールを開けてみると、白をベースにゴールドの縁取りや文字があしらわれたパッケージがお目見え。上品な印象で、ジェラートへの期待が膨らみます。「白い珈琲のジェラート」は冷凍庫から取り出してすぐだと固いので、少し冷蔵庫に移しほどよい固さになるまで待つことにしました。
蓋を開けると本当に真っ白! この白さは、新鮮なしぼりたての牛乳で焙煎したコーヒー豆をそのまま煮出すことで実現しているのだそう。つまり、豆を挽いていないからコーヒーならではの茶褐色にならないのです。
スプーンがすっと入る、食べごろ柔らかさになったのでいただきます。香りやコク、深い風味はコーヒーのそれですが、苦味が淡く砂糖の甘味や牛乳のまろやかさと調和。本場イタリア製のマシーンによる、なめらかな口どけも美味しさを引き立てています。使っているコーヒー豆はアラビカ種100%で、深煎りにしているため酸味もありません。
コーヒーならではの苦味も味わいたくなり、アフォガード風にして楽しむことにしました。家でエスプレッソが用意できなかったため、インスタントコーヒーを濃いめに作りジェラートにかけただけですが、これがとっても美味! よりコーヒーのコクが深く感じられ、安物のインスタントコーヒーを使ったとは思えない仕上がりです。我ながらすごいデザートを作ってしまいました…。
そのままはもちろん美味しいですが、アレンジにもぴったりな「白い珈琲のジェラート」。次はどうしようか考えているうちに、そのままアフォガード風の2つ分をペロリ。どんどん食べられる、あっさりとした後味の良さも「白い珈琲のジェラート」の魅力ですね!