母は偉大です。
「突然何を!?」と思われるかもしれませんが、この「フルーツアイス8種セット」には母の愛情が詰まっていることを感じずにはいられない、包み込んでくれるような優しさがあります。それもそのはず、「フルーツアイス」誕生のきっかけは、アレルギー体質で食に苦労しているお子さんも安心して食べられるおやつを作りたいという母心があったから。
製造元の『阿蘇天然アイス』代表・石橋久美子さんは、安心、安全なだけではなく、大人も子供も喜ぶ美味しさがあり、そして毎日でも食べられるような飽きのこないものでなければならないと、商品開発に研究と試行錯誤を重ねたそう。この簡単なようで極めて難しい課題を克服し、みごと勝利へと導いたのは、母の強い思いと熊本県・阿蘇の豊かな自然でした。
「フルーツアイス」は種類も豊富です。お取り寄せした8種類は「いちご」「抹茶」「キウイ」「ミルク」「玄米」「ブルーベリー」「ジンジャー」「マンゴー」。中には、「これはフルーツじゃないよねぇ」と思う素材もありますが、どれも製造元である『阿蘇天然アイス』の一押しばかり。毎回同じ種類が届くとも限らないようですが、その時々の最高の味を楽しめます。
食べてみると、まずそのフレッシュさに驚き、続いて口当たりの軽さ、後味すっきりの自然な甘味が優しく広がります。
素性の確かなものを使いたいと阿蘇の農家さんと連携をとり、厳選した素材を最大限“そのまま”に活かしたレシピはすべてオリジナルです。ちなみに「抹茶」に使われているお茶の葉は、お茶の農家である『阿蘇天然アイス』代表の石橋久美子さんのご実家で、ご自身が実際に茶摘みしたものを使っているそうですよ。
カップを押してへこむくらいまで溶けるのを待ってから、全体をよく混ぜると風味が立って美味しく食べられるとのこと。フレーバーによって少しずつ食感が違います。あくまで私の感覚ですが、「いちご」「マンゴー」「ブルーベリー」は果実味をより感じられるジェラート、「キウイ」「ジンジャー」は少しシャーベット寄りで、「抹茶」「玄米」「ミルク」はクリームのなめらかさが際立っているように感じました。
今回取り寄せた中で、特に食べてみたかったのが「玄米」です。アイスクリームの素材としてはちょっと変わり種ですが、定番に入っていて密かに人気が高いようなので気になっていたのです。食べてみると驚きの香ばしさに思わず「美味しい～！」と声が出てしまいました。そしてクリーミーな口当たりがとても印象的です。
「玄米」はナッツ類と一緒に食べるとまた一段と美味しくなることを発見！ こんな風にフルーツやミックスナッツと盛り合わせれば、見た目も華やかなちょっと贅沢なデザートになります。
一個食べるともう一個！ と思わず手が出るようなさっぱりとした「フルーツアイス」は母の愛情そのものです。やっぱり母は偉大ですね。
