冬に飲むイメージが強い甘酒が、実は俳句の“夏の季語”に当たるというのはご存知でしょうか。歴史をさかのぼること江戸時代、夏の暑さで亡くなる人が多かった当時、滋養たっぷりの甘酒は“庶民の栄養ドリンク”として夏の必需品でした。そんな甘酒の美容・健康効果にあやかりたく私自身も定期的に購入していますが、途中でその味に飽きてしまい賞味期限切れになることも。
今回オンワード・マルシェで見つけた『ふみこ農園』の「フルーツ甘酒6本セット」は、6種の違った味わいが楽しめる飲み切りサイズ。これなら飽きずに最後まで美味しく頂けそうです。
黒い箱にカラフルな小瓶が並ぶ鮮やかなパッケージに、美味しさへの期待が膨らみます。瓶を手に取って見ると“和歌山県産”の文字が。こちらの「フルーツ甘酒」に使用しているフルーツは、蜜柑・桃・柚子・梅と全て和歌山県産です。「フルーツ甘酒」を作る『ふみこ農園』は和歌山県の紀州グルメを販売するお店。自社製品はなんと300以上で、すべて社長である成戸文子さんの自宅のキッチンで開発されているそう。
和歌山県産にこだわった丁寧なものづくりが評価され、国内外で数々の賞を受賞しています。ホームページを見てみると、文子さんや女性従業員さんたちのはじけるような笑顔が印象的で、こういう会社から良い商品が生まれるのだと感じずにはいられません。
フルーツと甘酒のダブルの効果が期待できる「フルーツ甘酒」は朝のエネルギーチャージにも最適。まずは「桃のフルーツ甘酒」に氷を入れ、ひんやりさせて朝食に頂いてみました。
粒状になった桃が心地よく香り、さっぱりした甘味でゴクゴク飲めます。フルーツの美味しさが全面に出た軽やかな味わいなので、甘酒が苦手な方やお子さんにもオススメです。朝からフレッシュな気持ちにさせてくれる飲み心地の「フルーツ甘酒」。目覚めの1杯にいかがでしょうか?
「フルーツ甘酒」の美味しさの秘密は、果実と米麹の粒感にアリ、と感じた私。この粒々食感を生かすべく「蜜柑のフルーツ甘酒」をたっぷりとプレーンヨーグルトにかけてみました。しっかり混ぜて頂くと、不思議とヨーグルトの酸味が薄れ、まろやかな乳酸飲料のような味わいに。この食べ方はイチオシです。
甘酒ブームの今、ひと味違う飲み切りサイズの「フルーツ甘酒」はこれから暑くなる季節の贈り物にもピッタリ。食欲がない時の栄養補給に、最近ちょっと元気のないおばあちゃんに送ってみようと思います。
古くから日本で愛されてきた滋養たっぷりの甘酒を、さらに美味しく進化させた「フルーツ甘酒」。最後の一滴まで大切に飲み干したくなる味わいは、大切な人の日常をちょっぴり華やかに彩ってくれそうです。