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2019.04.20 UP

歴史を紡ぐ伝説のマカロン。今はなき銀座の名ホテルの味わい「銀座マカロン(12個入)」


かつて銀座1丁目の中央通り沿いに『ホテル西洋銀座』というシティホテルがあったのをご存知でしょうか?
そのホテルは昭和62年(1987年)に創業し、日本初のコンシェルジュサービス、バトラーサービスを全室に導入。わずか77室という小規模な客室数だからこそできる、きめ細やかなサービスを実現し、日本におけるスモールラグジュアリーホテルのパイオニアとして多くのファンに愛されてきました。その『ホテル西洋銀座』が閉館したのが平成25年。すでに6年ほどが経ちましたが、そのおもてなしの精神は、その銀座で今なお受け継がれているのです。
 
それがパティスリー『西洋銀座』。ホテルはなくなったものの、そのスイーツ部門が独立して、こだわりの菓子づくりが行なわれているのです。今回ご紹介する「銀座マカロン(12個入)」はまさに『ホテル西洋銀座』時代から続く名物。メディアなどでマカロン特集が大々的に組まれれば、必ずやその名が登場するほどの逸品なのです。

 
 

こちらのマカロン、一目で他のそれとは一線を画すことが分かります。まずは、その薄く艶やかな生地。そして、挟んだクリームにレーズンが混ざっていることです。
調べてみると、生地に使うのは卵白、アーモンドプードル、紛糖といったシンプルな材料のみ。着色料を使用していない自然派のマカロンなのです。新鮮な卵白に紛糖を加えて極限まで泡立て、上質なアーモンドプードルを混ぜた後、「徹底的に気泡をつぶす」のだそう。この気泡を潰すという労力のいる「ひと手間」をかけることが、薄くつややかなマカロン生地が仕上がる秘密となっています。
 
一口食べれば、まさにその“ひと手間”が感動の味わいとなって押し寄せてきます。生地はサクッとしながらもしっとりさも兼ね備え、「徹底的に気泡をつぶす」からこそたどり着いた繊細な食感が楽しめます。

 
 

中のクリームも味わいに深いグラデーションを与えます。卵黄とシロップを攪拌した中に、発酵バターを加え、さらにラム酒につけたレーズンをプラス。これがマカロンの味にコクを加えるだけでなく、キレを生み出すのです。繊細なマカロン生地に、クリームでコクとキレを重ねる。この重層的な味わいこそ、「銀座マカロン」の最大の真骨頂といえるでしょう。

 
 

そんなマカロン、お茶受けとして楽しむのはもちろん、お酒と合わせても魅惑的なマリアージュを発揮してくれます。クリームに使われているラム酒をはじめ、ワインやウイスキーは言わずもがな。面白いところでは、熟成された日本酒と合わせても贅沢感や特別感が増します。
理想は5年ほどの熟成酒ではなく、香り、旨味が花開いた10年以上の熟成酒。あのまったりとした酒の旨味に絡むマカロンの味わいは、ぜひ一度味わってもらいたいものです。
 
自分へのご褒美に、贈答に、手土産に。『銀座マカロン』を知っておくだけで、きっとあなたの株は上がること間違いありません。

銀座マカロン(12個入)

西洋銀座

銀座マカロン(12個入)

¥4,374(税・送料込)

1987年、東京銀座の地に日本初の「スモールラグジュアリーホテル」として誕生し、2013年5月末に惜しまれつつその歴史に幕をおろした「ホテル西洋銀座」。多くの名パティシエを輩出してきた「ホテル西洋銀座」を代表する銘菓が、「銀座マカロン」です...
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マルシェ編集部

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