四万十味紀行
¥ 4,698(税・送料込)
マルシェ編集部
レポーター
知っているようで実はよく知らないお菓子ってありますよね。私にとってはクグロフがその一つ。ドーナツやカヌレのような見た目で何となくクリスマスに見かけるイメージでしたが、その由来については聞いたことがありませんでした。ちょっと気になったので調べてみることに。
クグロフの歴史はかなり古く、起源は中世末まで遡ります。一般的には"フランスのアルザス地方発祥で、マリー・アントワネットにも愛されたお菓子"という説が定着しているようですが、中にはオーストリア発祥だとする説も。新約聖書に登場する聖人たちがキリスト生誕を祝う旅をしていた時、宿を提供してくれた陶器職人へのお礼にお菓子を作って振る舞ったのがクグロフの始まりだという逸話も残っています。そのためお祝い事の時に食べるのが習慣になったのだそう。
アルザス地方ではクグロフを焼く専用の陶器が町のあちこちで売られていて、昔ながらの家では一家に一台あるのだとか。他のヨーロッパの国でも身近な食べ物として誕生日、イースター、結婚式、クリスマスなどさまざまな場面で親しまれています。私がイメージしていたように、特段クリスマスの時だけということではなさそうですね。実際アルザスではパンとして、ハムやチーズを挟んでクロック・ムッシュのようにして食べられたりもするようです。
そもそもなぜクグロフについて調べようと思ったのかというと、広島の人気洋菓子店『カスターニャ』からクグロフ型の「ローザ~バラとワインのケーキ~(2個入り)」が発売されているのを見つけたから。『カスターニャ』は凍らせた焼きプリン「カタラーナ」や広島の果物をふんだんに使った「フルーツチーズケーキ」など、洗練された新感覚のお菓子が目白押しの大好きなお店です。こちらはバラとワインを使ったパウンドケーキということで、一体どんなお味なのか気になってすぐに注文してみました!
側面の溝に沿ってナイフで切り分けると、ほのかにバラの香りが漂ってきます。表面は少しカリッと、中はしっとりとした食感。バラ花シロップの控えめな甘味に、隠し味のワインの風味がわずかに感じられる上品な味わいです。お酒入りのお菓子は苦手、という方でも無理なく食べられそう。バラのペーストにシロップ、ジャムとバラ尽くしで、食べ終えた後まで芳醇な香りの余韻を楽しむことができます。直径は約10センチと小ぶりですが、1個食べ切ったらなかなかお腹が満たされました。
ちょっと季節外れですが、こちらはクリスマスをイメージしてトッピングしてみたもの。次のクリスマスには、変わり種ケーキでクグロフを用意してみるのも新鮮で面白いかも! バラとワインという取り合わせもマッチしますね。
もちろん、ヨーロッパスタイルで日頃のちょっとしたプレゼントにもぴったりな「ローザ~バラとワインのケーキ~(2個入り)」。『カスターニャ』が贈るお洒落なクグロフ型ケーキ、どうぞご堪能ください。
カスターニャ
ローザ~バラとワインのケーキ~(2個入り)
¥3,078(税・送料込)
マルシェ編集部
レポーター
商品をお楽しみいただくイメージがより具体的に膨らむよう、マルシェ編集部のレポーターが実際に商品を購入し、お客さま目線で実食までを本気でレポートします。どのような形で商品が届くのか、そしてどのような調理や下準備が必要なのか、注意点なども含めて分かりやすくお伝えします! みなさまのご購入の参考になるよう、レポートしますので是非お役立てください!
四万十味紀行
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竹千寿
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NORTH FARM STOCK
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