普段外食が多いため食生活はどうしても偏りがち。そんな状況を改善しようと、健康サプリメントや運動を生活に取り入れてみたものの、自分の性格上どうしても長続きしません。それならば、いっそのこと美味しいものを食べて体の内から健康になれないだろうかと考え、オンワード・マルシェを見ていると「伊都物語のむヨーグルト150ml×20本」という商品に出会いました。
商品の名前でもある「伊都物語」の乳製品は、福岡県の糸島半島にある『中村牧場』の生乳を使用しています。牧場主の中村さんは、牛のことを第一に考えた酪農を心がけ、餌は自らの畑で育てたとうもろこしだけを与え、安全かつ新鮮な生乳を生産しています。そればかりか牛舎は毎日掃除を怠らず、牛がストレスなく快適に睡眠を取れるように飼育環境まで徹底管理。まるで我が子を育てるかのごとく牛たちの気持ちを考えて飼育しているのです。
そんな生乳から作られる乳製品がどれほど美味しいか。チーズにせよ、バターにせよ、想像するだけで喉が鳴ります。
今回ご紹介する「伊都物語のむヨーグルト」も、その『中村牧場』の生乳を使った逸品です。その製法は、まず原料の生乳にビフィズス菌を活性化させるオリゴ糖を加え、80℃の低温で30分長時間殺菌。その後、約6時間かけてじっくりと発酵させていきます。そうして作られるヨーグルトには、1ml当たり、2~8億個という乳酸菌が含まれているんだそう。厚生労働省で定められている発酵乳製品の乳酸菌の含有量の基準が1mlあたり1000万個以上なので、その20~80倍にもなります。この数値を見ると違いは圧倒的ですよね。そのため腸内活性化を促進し、体内の免疫力を高める効果が期待できる健康に良い側面もこの商品の魅力です。
蓋を開けてグラスに注いでいくと、飲むヨーグルトとは思えないほど液体がとろりとしています。これはもはや“飲む”ヨーグルトに分類してもいいか迷うほど。さっそく気になる味を確かめてみます。舌触りがなめらかで濃厚な生乳の味わいがストレートに広がります。トロリとしているためか、その味わいがより濃密に感じられるのかもしれません。それでいてオリゴ糖の優しい甘さと酸味のバランスも程よくて飲みやすさも兼ね備えています。
もちろん、これほどのこだわりがあるのですからそのまま飲むのが一番だと分かっていますが、あえてこのヨーグルトに酸味を合わせてみたくなりました。
果たしてどんな変化が起きるのか……。
「とちおとめ」を潰してヨーグルトに混ぜると、果肉感たっぷりのいちごと、それを包むかのようなヨーグルトのまろやかな味わいが絶妙な調和を生み出し、うっとりするような贅沢な味わいに。いちごの酸味がヨーグルトの甘味を引き立たせ、また味わいに変化がでてきました。
生乳の味わいをストレートに感じることができるこの逸品。これまでに出会ったことがないほど完成された味わいでした。さらに健康にも良い側面もあってもはや文句のつけようはありません。毎朝一本の美味しいヨーグルト。これなら三日坊主の私でも続けられそうです。