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2018.11.04 UP

和菓子の老舗が作る、伝統的ながら新しい味「柿羊羹 2本セット」

秋の味覚である干し柿。濃厚な甘みをたっぷり含んでおり、その熟された味わいが好きな方も多いと思います。今回ご紹介するのは、そんな今が食べ頃の干し柿をふんだんに使った「柿羊羹 2本セット」です。

この銘菓を作っているのは、1755年創業の『御菓子つちや』。岐阜県を代表する和菓子の老舗で、この柿羊羹を約180年前から作り販売しているという長い歴史があります。

お店のある岐阜県大垣市は古くから「堂上蜂屋柿」という渋柿の産地。この干すことで非常に甘くなる柿を和菓子に活かすことはできないか、そう考えた四代目店主の試行錯誤を経て、柿羊羹ができあがったそうです。羊羹=あずきのイメージなのですが、柿の甘み主体の羊羹というのは、なかなか味の想像が付きませんね……。
一体どのようにしてこの柿羊羹は作られているのでしょうか?

そんな疑問が浮かんだので少しネットサーフィン。11月ごろに実が熟される「堂上蜂屋柿」を皮剥ぎし、天日干しすること10日間。そうしてできた干し柿を擂り潰しジャム状にして、砂糖と寒天を混ぜ、竹の容器に流し、固めて完成、だそうです。

容器にもこだわりがあり、竹の専門家である親友に「竹と柿を一緒に育てると、竹はよく育ち、柿もより甘くなる」といったアドバイスを受けた五代目当主が考案し、それ以来の長い歴史があるのだそう。容器が竹なだけで高級感もありますよね。
竹のなかには、緋色の美しい柿羊羹。半透明であるため、擂り潰された柿の実がちりばめられているのがよく分かります。食べる前ですが、期待値はどんどん膨らんでいきますね。

まずは一口。濃密な干し柿の甘みがじゅわっと口全体に広がっていきます。ここまで柿の甘みを引き出せるのは、長年培った老舗の技術、そして素材の良さなのでしょう。食感は、スッと歯が通るほど柔らか、羊羹好きの私にはたまりません。

今まで「羊羹は小豆」というイメージだったのですが、柿羊羹のギュッと詰まった濃厚な甘みに固定概念は覆されました。

製法も素材も代々こだわりを守り抜いてきたからこそ、今なおたくさんの方に愛されているんだろうと思います。老舗がまっすぐ作り続けたからこその深みのある味わい。伝統的な和菓子ですが、私にとっては新しい味との出会い、感動的なひとときでした。
柿羊羹  2本セット

御菓子 つちや

柿羊羹 2本セット

¥3,294(税・送料込)

『御菓子つちや』は宝暦五年(1755年)に美濃国 (現岐阜県の一部)大垣城下町にて創業して以来、260余年にわたり和菓子を作る老舗。代表銘菓「柿羊羹」は岐阜県特産の「堂上蜂屋柿」の濃密な甘味に注目した四代目主人右助が、考案し、試作...
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マルシェ編集部

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