もうすぐ食欲の秋がやってきます。そんな中やり残してしまったことが鮎の川釣り。釣った後の鮎に塩を降り、炭で焼き上げるシンプルな塩焼きがたまらないんです。もう何年も食べておらず「ぜひまたあの感動を味わいたい」と思ってダメ元でオンワード・マルシェを検索してみました。
なんと「鮎の塩焼き4本セット」という私の現在の気持ちを満たしてくれそうな商品がヒット。高知県四万十川の鮎の塩焼きをお家で楽しめるということで、期待を膨らませてさっそく注文してみました。
商品は4尾入り、冷凍された状態で届きます。こちらの商品は、レンジで温めるだけで食べられるということでさっそく温めてみると、まるで炭で焼いているかのような香ばしい匂いが漂ってきました！
実はこの鮎の塩焼きは、四万十川流域で古くから伝わる製法で炭火による「無煙燻製法」を行って調理しているんだそう。焼き缶を使い、余分な脂を落としながら炭火で時間をかけてじっくり焼くことで炭の香りが鮎に染みつき、この香りを家でも実現することができたんだとか。この香りまさに川べりで食べた鮎の塩焼きを彷彿させます。「冷凍でも、鮎の塩焼きの雰囲気が味わえるの？」と当初は不安でしたが、杞憂に終わりました。
さっそくいただいちゃいましょう！
まずはお腹の部分をがぶりと一口。いい塩梅の塩加減、そして程よい脂の乗った身の部分が柔らかく、うっとりするほど美味しいです。鼻を通る炭の香ばしさは本当に川べりで食べているかのような錯覚を起こしてしまうほど、本格的な味わいを楽しめました。
次は、少しカボスを絞って味の変化を楽しんでみたいと思います。カボスの豊かな香りと爽やかな酸味が脂の乗った鮎の味わいをより際立たせました！塩焼きのまま食べるのも文句なしなのですが、そこに柑橘の酸っぱさがプラスされることで一層味わいに深みが出ますね。
夏を終える前にこの「鮎の塩焼き4本セット」で念願の鮎を満喫することができました。実際に川べりで食べる鮎の塩焼きも格別なのですが、お家で食べるのもまた特別感が合って美味しかったです。
燻製されている事もあって香りが非常に良いので、土鍋でご飯と一緒に炊き込んで鮎ご飯にしても違う楽しみ方ができそうですね。できれば新米と合わせて、恵みの秋の雰囲気を味わってみたいので、また新たに注文してみようと思います！
