7月16日は海の日、待ちに待った祝日です!そして7月に入り、全国各地で続々と海開きが行われたこともあり、すっかり海水浴シーズンですね。海に行きたくてうずうずしている今日この頃。とにかく、準備するだけでもいいから海のことを考えたい!そんな精神状態でオンワード・マルシェを見ていると、私の海センサーにビビビーンと反応した商品がありました。
「【下鴨茶寮】至高の昆布(がごめ昆布ふりかけ・卵かけ昆布)」です。
なぜ、ふりかけが海にぴったりなのか、昆布が使われているから、という理由だけではありません。まず早朝から海に向かう道すがら、車にせよ、電車にせよ、いつもお腹が減るんです。コンビニでおにぎりを買うのも良いですが、せっかくなら美味しい手作りおにぎりでテンションを上げたいじゃないですか!
そして浜辺について、海の家などで海産物を楽しんだ後にも、〆の一品としておにぎりは重宝するものです。痛みやすい具材は避けたいので、ふりかけこそが海水浴のお供にぴったり!という訳なのです。
さっそく「がごめ昆布ふりかけ」でおにぎりを握ってみました。ちなみに、こちらは1856年創業の老舗料亭『下鴨茶寮』による、最高級ふりかけです。北海道道南産がごめ昆布、塩昆布をふんだんに使用しているだけあり、お米に混ぜ、握っている段階から昆布の良い香りがふわぁんと漂い、私の気持ちは海の中。干しエビの香りもたまりません。「海中で昆布やエビが香るのか?」という疑問はさておき、海に行かずとも私のテンションは最高潮です。
そして味わいはというと……先ほどまで最高潮だと思っていた私のテンションを、さらに跳ね上げる美味しさ!昆布とエビの力強い旨みにアクセントを加える山椒のピリリと爽やかな刺激。ごまの香ばしさが昆布&エビの香りと調和しているのも素晴らしい。噛みしめるほどに昆布の旨みが後を引き、ほどよい粘りも出てきます。これがまた私の海センサーをビビビーンと刺激する訳ですよ。ふりかけの概念を覆すほどの味わいに大満足!しばらく海に行かなくても、このふりかけを食べているだけで十分に幸せかも。
もう海のことは一切忘れて「卵かけ昆布」も食べることにしました。こちらは卵かけご飯との相性をとことん突き詰めたふりかけ。醤油で炊き上げた北海道産真昆布を3日以上も時間をかけて乾燥させた老舗料亭こだわりの一品です。
粒上の昆布を30秒ほど白飯の上で蒸らし、卵の黄身を入れていただきます。……しばらく言葉を失うほどの美味しさ。「卵かけご飯がある日本に産まれて良かった」心からそう思える極上の味。とろっと濃厚な黄身と旨み際だつ昆布が互いを高め合いながら融和しており「和の真髄ここに極まれり」と褒め称えたくなります。
京都で150年以上も歴史を紡ぐ老舗料亭が「至高の昆布」と名付けただけあり、本当にすごいふりかけなんです。海水浴には興味のない方も、ぜひ一度ふりかけは食べてみてください。
……でも海辺で食べたら、さらに美味しいんだろうなあ。