人気の海外旅行先のひとつ台湾は、日本から3～4時間で行けるにもかかわらず、異国情緒あふれる文化が満載。幻想的な街並みだけでなく食文化も日本とは異なり、台湾の人々の多くは自宅で毎日料理をする習慣がないのだとか。そのため、あちこちに屋台があり、手軽に食事が取れるようになっています。中でも台湾人をはじめ観光客がこぞって訪れる夜市には、小籠包や魯肉飯、マンゴーかき氷などの屋台がずらり。食いしん坊にはたまらないスポットですよね。
そんな台湾の屋台グルメをお家でも楽しみたいと、オンワード・マルシェをリサーチ。見つけたのが「長崎成功胡椒餅 6個入り」でした。
台湾の“餅”は円盤状の焼いてあるもののことを指し、「胡椒餅（フージャオピン）」は、その名の通り餡に胡椒を効かせた餅のこと。地元の人からも愛されている、代表的な屋台グルメです。
商品は3つ入り2パックのセット。冷凍の状態で届くので、まずは解凍します。同封の作り方によると、電子レンジで約2分加熱した後、トースターで4～5分焼くと美味しくなるとのこと。簡単に作れるので、朝食や小腹が空いた時のおやつなど、さまざまな場面で活躍しそうですね。
半分に割ってみると、生地がパイのようになっていることに気づきます。また、ぎっしりと詰まった肉やネギなどの具材が顔を見せ、エスニックな香りが広がり、食欲を刺激。堪らずかぶりつくと、胡椒などの5種のスパイスによるパンチを感じます。しかし、パンチと共に生地の甘味や豚肉の旨味があふれ、ピリリとした辛さがあるもののペロリと平らげてしまいました。しっかりとした肉の味わいは、長崎県のブランド豚「雲仙うまか豚 紅葉」によるもの。豚肉特有の臭みがなく脂身が甘いのが特徴です。
台湾で「胡椒餅」はおやつや軽食である「小吃（シャオチー）」として親しまれていますが、スパイシーな味わいはお酒と相性抜群なはず！ ということで、ビールをおともに。口の中いっぱいに広がる肉汁と胡椒の刺激をビールで流し、交互に食べると杯が進みます。他にも、ハイボールなどの爽快感のあるお酒が合いそうですね。
本格的な味わいの「長崎成功胡椒餅」を作るのは、長崎新地中華街のすぐ近くにあるカフェ風中華料理店『長崎焼小籠包チャイデリカ』。オーナーの故郷は台湾に隣接する中国で、本場の味わいを忠実に再現しています。
オンワード・マルシェでは、焼き小籠包やエッグタルト、お粥なども販売しており、こちらも気になるところ。あっという間に食べきってしまいそうな「長崎成功胡椒餅」をリピートしつつ、次に何を注文するか頭を悩ませる時間も楽しもうと思います。
