2018.06.14 UP

鮎の塩焼き詰め合わせ

大木 淳夫
達人

大木 淳夫

ぴあ「東京最高のレストラン」編集長

OWM0100929

私の尊敬するグルメライターで、鮎を偏愛している女性がいる。彼女は鮎が解禁されるや、新橋の専門店や有名和食店で食べまくり、実にシーズンあたり3桁の鮎を胃に収める。何が言いたいかというと、鮎とは、それほど魅力的な魚なのだ。

 この商品は、そんな鮎の魅力を存分に伝えてくれる。まず竹串に刺さっているのがいい。丁寧に焼きましたという気持ちが伝わるし、野趣な気分も味わえる。凍ったものを電子レンジで1~2分チンするだけという手軽さもポイントが高い。食べるときは串を抜いたりせず、ぜひそのままかぶりついてほしい。個人的には背びれ側からをおすすめしたい。身が締まっていて、噛んだ瞬間から旨味がぐっと舌に伝わってくる。やがて鮎特有のほのかな苦みが追いかけてきて、味の深みを作ってくれる。一度食べ始めると、恐らく夢中で無言で骨まで食べ尽くすことになるだろう。最後に、パリッとしていて化粧塩のかかった尾びれをかじると、なんとも言えない満足感を得られる。2尾入っている子持ち鮎も逸品だ。こちらはより身がふっくらとしていて、さらに卵が予想以上にたっぷり入っているので、味のバリエーションを楽しめる。「炭火無煙燻製法」とあるが、いい意味で燻製香はせず、"ザ・塩焼き"の美味しさだ。

 さらに嬉しいのが「焼鮎醤油」と「焼鮎ゆずポン酢」が付いていること。鮎にかけるのかと思ったら、純粋に"おまけ"だった。鮎エキスがはいっているので、口中での香りが高く、コクが強い。万能調味料として使えるが、鮎の塩焼きをメインにして、豆腐にかけたり、煮物に使って、鮎尽くしコースを作ってみるのも楽しいと思う。

鮎の塩焼き詰め合わせ

四万十味紀行

鮎の塩焼き詰め合わせ

¥6,318(税・送料込)

本場四万十からお届けする鮎の塩焼き鮎の塩焼き4本、子持ち鮎塩焼き2本、焼鮎醤油、焼鮎ゆずポン酢つき四万十川流域で古くから伝わる製法で炭火による『炭火無煙燻製法』で使われる焼き缶を使い、1尾づつ丁寧に串に刺して余分な油を落としながら炭火で時間...
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大木 淳夫
達人

大木 淳夫

ぴあ「東京最高のレストラン」編集長

1965年東京生まれ。プロが実名で評価する唯一のレストランガイド「東京最高のレストラン」編集長を2001年の創刊より務めている。その他の編集作品に「いまどき真っ当な料理店」(田中康夫)、「一食入魂」(小山薫堂)、「日本一江戸前鮨がわかる本」(早川光)、「なんでお店が儲からないのかを僕が解決する」(堀江貴文)など。好きなジャンルは鮨とフレンチ。

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