美味しい!ポイント
- 厳選した良質のすり身を、職人が一枚ずつ手焼き仕上げ。
- レンジやオーブンで温めて、焼き上がりの風味をご家庭で!
作り手のこだわり ー現地徹底取材ー
手作りならではの美味しさ。受け継ぐ決意
宮城県塩釜市。店の外に出れば海風を感じる場所に橋本蒲鉾店はある。
創業は戦後まもなく。宮城県石巻市に住む橋本夫妻が夫婦2人で始めた小さなお店だった。
名物はなんといっても宮城名物の笹かまぼこ。上質なすり身を石臼で練り、できあがった生地を手作業で形を整えて棒に刺したら直火で一気に焼いていく。焼きあがった笹かまぼこは、歯を押し返してくるほどの弾力があり噛むほどに魚の美味しさがぐんぐん膨らんできて、長い時には半年待ちになるほどの人気だったという。現・橋本蒲鉾店の社長、松本幸成さんは、当時、この店の笹かまぼこの大ファンの一人。
ところがその橋本夫妻が、後継者がいないことが理由で店を畳むと聞いて、居ても立ってもいられなくなった松本さんは、事業をそのまま引き受けたいと申し出た。快諾を得た後は、工房に詰め、橋本さんと共に作業を行い、一切の製法と味を受け継ぎ再開にこぎつけた。
その1年半後。東日本大震災が起きた・・・
この味を待っている人たちのために
店は津波で流され、町の大部分は崩壊。それを目の当たりにした松本さんは途方に暮れ、一時は店をやめることも考えたという。ところが、橋本蒲鉾の味を愛する多くのお客さんが店の再開を熱望した。以前、松本さん自身がそうであったように。
幸いにも従業員はすべて津波の被害を受けずに済み、そのことも松本さんの背中を後押しするきっかけになった。震災から8ヶ月後、橋本蒲鉾は場所を塩釜市に移して営業を再開。
塩釜に移転後も、製造方法は以前と同じ。石臼で1時間ほどかけて低速で練ったすり身は緻密で、職人の手にピタッと馴染む。専用の棒のまわりにくっつけるように短時間で成形したら、間をおかずに焼き台へ。
大量生産品にはない歯ごたえと厳選したすり身だからこその旨み
蒲鉾は、多くの場合すり身を蒸して作るものだが、ここでは直火の遠赤外線によって短時間で焼き上げていく。手作業で成形した、いくらベテランの職人が行ったとしても太さや長さが違ううえ、焼き場も場所によって火の強さが違う。その加減の妙がここの笹かまぼこの美味しさを支えている。
「うちはすり身はスケトウダラのみ。しかも稀少な特級クラスしか使っていません。しかもご覧のとおり手作りでしょう。だからどんなに頑張っても1日1000本しかできないんです」と、松本さん。
保存料などの添加物を一切加えていないため賞味期間は短い。そのため、当日作ったものがそのまま直送されてくる。届いた笹かまぼこは、ぜひ温めて召し上がれ。お店で焼き上がりを食べた時のむちっとした食感が、自宅のオーブントースターや電子レンジで温めることで再現できて美味しさが倍増する。
大量生産品にはない味、形、思い。それらが詰まった笹かまぼこは、塩分控えめで身体にも優しい一品だ。
商品情報
名称 | 手焼き笹・チーズ10枚セット |
---|---|
内容量又は固形量及び内容総量 | 手焼き笹かまぼこ5個、チーズ入り手焼き笹かまぼこ5個 合計10個 |
美味しい食べ方 | 商品到着後冷蔵庫に入れ、賞味期限内にお召し上がりください。 |
賞味期限または消費期限 | 冷蔵(10℃以下)で5日 |
生産地・地域 | 宮城県 |
原材料名 |
原材料 魚肉(たらすり身)、チーズ、清酒、卵白、澱粉、塩、砂糖、本みりん、調味料(アミノ酸等) |
|||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
本製品に含まれるアレルギー物質
|
配送方法・配送業者 | ヤマト運輸 |
---|---|
配送可能温度帯 | 冷蔵 |
発送日(目安) | 3営業日以内に発送いたします。 |
保存方法 | 冷蔵(10℃以下) |
食品関連事業者の氏名又は名称及び住所 |
---|
株式会社ケーエスコーポレーション 宮城県塩釜市港町2-3-18 |
品番 | S0279_0001 |
---|---|
備考 |
ショップ割 この商品と一緒に買うとおトク! 【ショップ割】対象商品
対象商品を一緒に買うと【ショップ割】が適用されおトクに購入できます!(同一のお届け先に、同時にお届けの場合のみ適用されます。)
※同じショップでも、税率が異なる場合はショップ割対象外となります。
マルシェレポーターこの商品の紹介記事
マルシェ編集部さん
レポーター
独眼竜という異称で知られる戦国大名、伊達政宗。仙台藩の初代藩主でもあり、宮城県仙台市内には馬に乗った銅像が建てられています。さて、皆さんはこの有名な武将にまつわる宮城県の名物をご存知でしょうか。宮城県と言えば牛タンを思い浮かべるかもしれませんが、正解は笹かまぼこになります。笹かまぼこが誕生したのは明治時代。今ではタラのすり身を使うことが多いですが、当時大量に水揚げされたヒラメを使って一つのかまぼこが作られました。それが笹かまぼこの始まりになります。販売当初はその形状から、“べろ(舌)かまぼこ”や“手のひらかまぼこ”など
商品説明
【焼き笹かまぼこ】良質のすり身の味が噛むほどに広がります。レンジなどで少し温めてお召し上がりいただくと、できたての風味をご家庭でお楽しみいただけます。
【チーズ入り焼き笹かまぼこ】女性に人気の商品です。保存料を使用していませんので、お子様のおやつにも安心です。