美味しい!ポイント
- 延宝元年(1673)年に創業。純米吟醸と純米大吟醸だけを造り続ける『玉乃光酒造』の最高傑作。
- 酒米の元祖である岡山県産「雄町」を贅沢に35%にまで精米し手造りで醸しました。
作り手のこだわり ー現地徹底取材ー
昭和中期、日本人の誇りたる純米酒をいち早く復活
少し酒の現代史を紐解いてみよう。
日本古来の酒である純米酒は、米と米麹だけで仕込む酒のこと。
戦前までは、すべての日本酒がこの純米酒だった。
しかし戦中、戦後の食糧難の時代、米が高騰し酒の価格も上がる。
やがて庶民は、粗悪だが手頃な闇酒を求めるようになった。
これに焦ったのは当時アルコール専売制を敷いていた政府。
ときの政府はアルコール添加により、闇酒よりも安価な日本酒を造るよう酒蔵に求めた。
こうして酒の中心は通称「アル添」と呼ばれる、米以外のアルコールを添加した酒に移って行くことになる。
ここ『玉乃光酒造』が立ち上がるまでは。
1964年、戦後の混乱が高度経済成長の熱気に置き換えられる頃。
『玉乃光酒造』先代会長の宇治田福時氏は業界に先駆けて、純米酒の復活を掲げる。
アル添酒に比べて、最大1.8倍もの米が必要となる純米酒。
コストはかさむ。売れる保証もない。
それでも日本の誇りたる純米酒を取り戻すべく厳しい道を歩み始める。
昔ながらの製法を続けることで、変わらぬ味を守る
『玉乃光酒造』の創業は1673年。桃山丘陵を水源とする伏見の伏流水、運河を擁する流通路、京都の熟成された食文化が、この地の酒造りを支えた。
現在の酒蔵は、築100年を優に超える。
酒造りの作業もまた、昔のまま。
じっくり時間をかけた精米と浸水、手作業の酒母造り、風味を引き出す三段仕込み。
道具が変わり効率化されたことはあれども、根本的な作業は同じ。
古い絵巻にある酒造りの工程が、今日も変わらずに繰り返されているのである。
「酒は生きもの」とは13代目に当たる現社長・丸山恒生さんの言葉。
人の手と目と舌を介しながら、丁寧に仕上げることだけが、変わらぬ品質を守る砦なのだ。
340年という長い時の流れも、この酒蔵のなかでは止まって感じられるかもしれない。
守る伝統と、新たな挑戦。どちらも酒造りに欠かせないこと
無論、変わらないことだけがこちらの魅力ではない。
純米酒の復活に見られるように、むしろ挑戦こそが真骨頂だ。たとえば幻の酒米と呼ばれる雄町米の復活は、この酒蔵の主導。
業界全体に大きな影響を及ぼした偉業である。
あるいは純米酒復活から50年かけて達成した、全商品が純米吟醸以上という実績。
米100%の純米酒は、米の作柄によって工程の微調整が必要となる難しさがあるため、同様の蔵元は、全国約1300蔵のうち、わずか5~6蔵だという。
いかに困難な挑戦かが窺えるだろう。
「チャレンジの積み重ねが、やがて伝統になる」と丸山恒生さん。
生産量は5000~6000石。規模でいえば中堅どころだが、常に挑戦を続ける『玉乃光酒造』の姿勢は、業界そして日本酒という文化に偉大なる足跡を残し続けている。
商品情報
名称 | 純米大吟醸 玉乃光 Black Label 720ml |
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内容量又は固形量及び内容総量 | 720ml |
美味しい食べ方 | 冷や~ぬる燗 |
原産地 | 岡山県 |
輸入・販売元 | JA |
賞味期限または消費期限 | 冷暗所保管にて1年 |
添加物 | なし |
生産地・地域 | 京都 |
日本酒度 | 2.5 |
アルコール含有量(%) | 15 |
酸度 | 1.2 |
特定名称 | 純米大吟醸 |
原材料名 |
原材料 米 (岡山県産)・米こうじ (岡山県産米) |
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本製品に含まれるアレルギー物質
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配送方法・配送業者 | ヤマト運輸 |
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配送可能温度帯 | 常温 |
発送日(目安) | 5営業日以内に発送いたします。 |
保存方法 | 常温 |
食品関連事業者の氏名又は名称及び住所 |
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玉乃光酒造株式会社 京都市伏見区東堺町545番地2 |
品番 | S0047_608 |
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備考 |
酒類販売管理者標識 | |
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販売場の名称及び所在地 | 玉乃光酒造株式会社 京都府府伏見区東堺町545-2 |
酒類販売管理者の氏名 | 橋本 貴之 |
酒類販売管理研修受講日 | 2021/10/01 |
次回研修の受講期限 | 2024/09/30 |
研修実施団体名 | 東山小売酒販組合 |
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商品説明
延宝元年(1673)年に創業。純米吟醸と純米大吟醸だけを造り続ける「玉乃光」。
米は田植えの仕方からこだわり、水はすべて「日本名水百選」に選ばれた桃山丘陵を水源とする伏し水を使用し、米麹造りを手作業で行うなど、米と水と麹へのこだわりは並大抵ではありません。時代に左右されず、玉乃光がまじめに造り続けてきた日本酒をぜひお試しください。