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2019 . 02 . 14 UPDATE

バス&キッチン

暮らしに溶け込む"木と漆"を生み出す『輪島キリモト』

日本海に面した石川県輪島市で200年以上に渡って、木と漆に携わってきた木工所『輪島キリモト』。
漆器の産地であるこの土地で、江戸後期より明治、大正の時代には輪島漆器の製造販売を生業としてきた彼らは、昭和に入ると木を刳(く)ることで生まれる複雑な木地加工を専門に手掛ける"朴木地屋・桐本木工所"へと転業しました。

代々受継ぎ続いている木工技術で『輪島キリモト』は家具全般を取り扱うだけでなく、小物木工製品や建築内装材までも手掛け、自然の温もりを感じる"木"と日本の誇るべき文化である"漆"が、生活の中に柔らかく自然に溶け込むモノ作りを伝え創り続けています。

そんな木と漆の見事な融合で独特な風合いを醸し出す商品を一部ご紹介します。

あすなろのBENTO-BAKO 浅型
ふ手工芸デザイナーである大治将典氏がデザインした輪島漆器木地のために長年落ち着かせてきたヒノキアスナロを使用したお弁当箱です。職人の巧みな技が凝縮された逸品は、殺菌作用にも優れ木の持つ美しさと清々しく爽やかな芳香を感じさせます。毎日の昼食を彩る技術と歴史が詰まっています。

ぐい呑み あなた/わたし
ふっくらした形の「あなた」と、開口部が広がった「わたし」。逆さまにしてくっつけると側面がぴったりと合う、仲睦まじく寄り添うぐい呑みです。
漆器はお酒の味に影響しにくいといわれ、お酒本来の味を楽しむことできる上に使うほどに色艶が増していくことが特徴です。

普段の食事や晩酌に日本伝統の漆と優れた木工技術の融合を取り入れてみてはいかがでしょうか。

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