金沢の伝統郷土料理「かぶら寿し」「大根寿し」をご存知でしょうか?
毎年、年末が近づくこのシーズンから販売され、自家需要だけでなく、お歳暮などの贈り物として大変喜ばれる商品です。
「寿し」と名の付くこちらの商品ですが、その正体は発酵食品。塩漬けされたかぶら(カブ)に、脂の乗った寒ブリの身を挟み、糀で漬け込みじっくり熟成させた"なれずし"の一種が「かぶら寿し」、加賀大根とニシンを糀で漬けこんだのが「大根寿し」です。
糀によって寒ブリの旨みが熟成された「かぶら寿し」は、糀の甘みととろけるような食感が合わさって何ともクリーミーな味わい。その美味しさは「なんでこんな美味しいものがもっと全国区にならないんだ!」と多県民が驚くほどです。上品な高級和菓子のような甘さで、カブのシャキシャキふわふわの歯応えとあいまって、まるで和風ミルフィーユといった雰囲気。
大根の甘みとじんわりと染み出るニシンの旨みが味わえる「大根寿し」は、是非お酒のお供にしたい一品。甘みの強いかぶら寿しとは異なり、ほのかな甘さの中にピリリとした辛さが光ります。大根のパリパリとした食感が口の中で軽快なアクセントに。ニシンの旨みが全体に行き渡っているので、日本酒などのお酒に非常によく合います。
どちらも、もともとはお正月の進物用として北陸地方では古くから親しまれ、「かぶら寿し、大根寿しを食べると正月がやってきたなと感じる」と言われるほど年末年始の定番料理となっています。
今まで知らなかったいう方も、その美味しさからリピーターになっていただけること間違いなし!
冬季のみの仕込みのため、11月末~2月のみの期間限定販売となっております。
北陸生まれ「冬の旬の味覚」をこの機会に是非ご賞味ください。
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2018 . 11 . 22 UPDATE
おかず・おつまみ