ニュース
2019.10.31 UPDATE
雑貨
ポーランドの豊かな自然から生まれた愛らしい伝統的な器
今回ご紹介する『セラミカ』シリーズの食器は、ポーランドの小さな町ボレスワビェツにある陶器メーカー『セラミカ・アルティスティッチナ』社によって作られています。
ボレスワビェツ近郊に採掘される陶土は、自然採掘による土(天然陶土)。一般的な透明感のある白い磁器よりも鉄分の量が多いため、クリーム色で少々灰がかっている乳白色になっています。
カオリンという鉱物も豊富に含んでいるので、高温焼成することで白色化し、熱に強く丈夫になります。そのため『セラミカ』の食器はオーブン、電子レンジ、食洗機にも安心して使えます。
絵付けは伝統的な絵柄からモダンなパターンまで、群を抜いて個性的で、海綿を小さく切ったスタンプに絵具を付けて、そのひとつひとつを手で押して描かれます。手作業の工程の中でも、最も丁寧に行われる行程です。
鉛筆やステンシルなどを組み合わせることもあり、絵付けはシンプルなものなら20~30分、複雑なものでは数時間かかると言われています。
同じ商品でも少しずつ形がちがうのも、ハンドメイドだからこその味わいです。
『セラミカ』の最大の特徴は、多種多様なパターンの絵柄。中世の頃から受け継がれた伝統的な工法とパターンを継承しつつ、生まれた芸術的なラインナップは、現在では2000柄以上。
日本では北海道によく似た気候のポーランドの豊かな自然の中から生まれるデザインは、自然と花や草などのモチーフが多く使われています。愛らしくかわいい絵柄の描かれた『セラミカ』は食卓に温もりを与えてくれますよ。