炙り鱧とスライス玉ねぎの出汁しゃぶ（3人前）

◇淡白で上品な、夏の味わい
鱧は産卵期を迎える初夏の頃と産卵期を終えて栄養を蓄える秋頃が旬と云われており、夏の風物詩としても人気で、外見とは裏腹に、味わいは淡白で非常に上品です。
骨が非常に多いため、そのままで食べることはできず、職人の技で骨切りという皮一枚でつながるように細かく切り込みを入れて下処理を施します。そして皮目を少し炙ることで、臭いを抑えるとともに香ばしさを演出しています。

◇鱧を引き立てる甘み
特製出汁は、淡泊で上品な味わいの鱧に合うよう、ほんのり昆布の旨みを感じる出汁に仕上げています。出汁で玉ねぎをしっかりと加熱すると、甘みが増し鱧によく合います。
味のアクセントとして鍋用にお作りした特別な『鍋ふりかけ』をおかけください。 それまでの味とは一風変わった、上品なぴりっとした味わいに。

〆には、小麦粉が持つ本来の甘みと香りを限界まで引き出すため、油を使わずに吉野葛を麺の表面に塗付し、熟成と乾燥を重ねた、職人の技が光るしなやかでつるつるとした食感の手延べ平うどんを。鱧とあわせていただくと、極上の「鱧うどん」としてお愉しみいただけます。

＜商品化の想い＞
季節ごとにある旬の食材。同様に鍋もまた冬だけでなく、夏は夏が旬の鍋があります。特に鱧は骨切りのための料理人の技が必要です。季節の旬と料理人の技を、鍋を通じて伝えていければ幸いです。

＜お召し上がり方＞
1. 出汁400mlと水400ml、スライス玉ねぎを鍋に入れ、中火でゆっくりと旨みを引き出します
2. 沸騰したら鱧を出汁にくぐらせてお召し上がりください ※水菜や白菜、しいたけなどの野菜を加えていただいてもおいしくお召し上がりいただけます
※〆の平うどんは、事前に茹でておくと塩分が落ち、上品な味わいに仕上がります （茹で時間：約8分）
※〆に鱧うどんをする場合、梅やスダチを入れていただくとさっぱりとした味わいに仕上がります

＜注意事項＞
・煮え立ち、出汁が少なくなってきたら適度に湯を足してください
・解凍後はなるべく早くお召し上がりください
・ギフトラッピングは簡易包装となります
・のしは短冊熨斗での対応となります