最近すっかりお酒を飲む量が減った父に、お酒ではなく美味しいものを贈りたい。そんな時オンワード・マルシェで目に留まったのが「とろ湯葉・湯葉おぼろセット」です。
昔から油っこいものが苦手な父は、豆腐や湯葉などの大豆食品が主食。そのDNAをしっかり受け継いだのか、今では私も豆腐や湯葉が大好物です。
『豆香村』の「とろ湯葉・湯葉おぼろセット」は上質な湯葉がたっぷりと味わえる逸品。お店でいただく湯葉料理は、お椀や小鉢に入っていて美味しいのですが、少量で物足りなく感じる私でも、これなら心ゆくまで湯葉を堪能できそうです。
『豆香村』は添加物を使わない、昔ながらの豆腐づくりを行う『藤田食品』によるブランド。“一丁一魂”を理念に掲げ、心を込めた丁寧な豆腐づくりを行っています。豆腐本来の純粋な味わいを知ってもらいたいという思いから、水と大豆を厳選。「とろ湯葉・湯葉おぼろ」には北海道留萌市の契約農場から仕入れる特別栽培大豆を使用しています。
届いたセットを器に移し、早速いただきます。薬味好きな私は、ネギ、大葉、ミョウガや生姜などひと通り用意しました。開けてすぐに食べられる手軽さはありがたいものです。
まずは「とろ湯葉」から。
豆乳に熱を加えることで出来る表面の皮膜が湯葉ですが、とろ湯葉は温度が上がりきらないうちにそっと引き上げるので、“汲み上げ湯葉”や“つまみ湯葉”とも呼ばれています。湯葉の中でも最上級品とされ、豆乳の栄養分をたっぷり含み、柔らかくとろりとしているのが特徴です。
セットの「うま味だし豆腐のたれ」をかけ、幾重にも重なるとろ湯葉をすくって口に運ぶと、なめらかな舌触りにうっとり。これまで食べた湯葉の概念を覆すような、濃厚でクリーミーな味わいです。
最初はスプーンを用意しようかと思ったのですが、しっかりとした弾力があり箸でも上手に頂けました。湯葉に絡む豆乳の味わいにも、凝縮された大豆の上品な旨味を感じます。筋子やネギトロなどをのせれば、最高の酒の肴になりそうです。
「湯葉おぼろ」は、まろやかなおぼろ豆腐の中に湯葉が入った一品。今回は醤油漬けにした卵の黄身をのせて、豪華なおかずに。おぼろ豆腐の中から現れる湯葉の食感が、これほどまでにおぼろ豆腐を美味しくするとは! 付属のほんのり甘味のあるタレは生姜との相性が抜群でした。女性ひとりで食べ切れるサイズ感も嬉しく、お腹にするっと収まる感覚に癒されます。栄養価も高いので、さっぱりしたものが食べたい日の朝ご飯にも良さそうですね。
湯葉の美味しさに改めて出会える「とろ湯葉・湯葉おぼろセット」。料亭で食べるような贅沢な味わいは、グルメな方へのギフトに選んでも間違いなし。高たんぱく・低カロリーなので美容と健康のため、食事にこだわる方にもオススメです。毎日スーパーで買った豆腐をつついてばかりの父。この「とろ湯葉・湯葉おぼろセット」の美味しさに、きっと驚くことでしょう!