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2016.11.22 UP

つるしベーコン

マッキー牧元
達人

マッキー牧元

タベアルキスト

OWM0022842

長い。55㎝ある堂々たる姿である。袋を破ると、あたりに香ばしい燻香が漂った。
「塊で食べてね」。そうベーコンが言っているので、厚めの拍子切りにし、弱火でじっくり炒めてから、ニンニク薄切りと椎茸細切り、シメジを投入し、白ワインを振り入れて、茹で上がったスパゲッティーニと手早く和えた。上から黒胡椒を挽いたら、すぐ食べろ。スパゲッティーニがプツンと弾けた端からベーコンが歯に食い込む。塩気が広がり、肉に歯が入る。グッと力を入れれば脂が甘い香りを放ちながら溶け、燻香が鼻に抜けて食欲を鷲づかむ。キノコもこんな凛々しいベーコンと出会って嬉しそうで、いつもより生き生きとしている。フォークを運ぶ手が止まらない。
4人前を作っても、まだまだベーコンは残っている。明日の朝はそうだ、ベーコンエッグだな。

つるしベーコン

スモークハウスファイン

つるしベーコン

¥4,158(税・送料込)

つるしベーコンならではの香ばしさが特徴の無添加ベーコンです。本場ドイツで行われた食肉コンクールで最優秀賞を取った職人が、丁寧に丹精込め熟成させて作りました。単品でおつまみにしても、炒めものやピザに加えてもおいしく味わうことができる一品です。...
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マッキー牧元
達人

マッキー牧元

タベアルキスト

1955年東京出身。立教大学卒。(株)味の手帖 取締役編集顧問。タベアルキスト。立ち食いそばから割烹、フレンチからエスニック、スィーツから居酒屋まで、日々飲み食べ歩き、雑誌寄稿、ラジオ、テレビ出演など行う。「味の手帖」「銀座百店」「おとなの週末」「食楽」他、連載多数。著書に「東京 食のお作法」文芸春秋刊、「間違いだらけの鍋奉行」講談社刊、「ポテサラ酒場」辰巳出版(監修)「出世酒場 ビジネスの極意は酒場で盗め」(集英社)ほか。

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