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名店シリーズ
VOL.04

和洋中を問わず様々なジャンルから、象徴的な逸品をご紹介する名店シリーズ。
第4弾は創業40年余、東京都心に8店舗もの系列店を展開する中国飯店。
上海、北京、広東、香港の一流料理人による伝統的な中華料理を
日本人の味覚にマッチさせた、老舗の矜持を感じる珠玉のラインナップです。

Item List

定番のひと皿でこそ違いが分かる
家庭料理とは一線を画すプロの味

中国飯店で不動の人気を誇る2皿のセットです。酢豚は国産の肩ロースに卵と少々多めの片栗粉をまとわせ、1回目は低温でゆっくりと、2回目は高温でさっと2度揚げすることで外はカリカリ、中は柔らかな食感を実現。中国三大酢のひとつ「鎮江香醋」を使った、まろやかな酸味と甘味のバランスが絶妙なソースをかけて仕上げました。エビチリは日本人の好みに合わせて、甘口の上海風の味付けに。豆板醤とトマトピューレに柑橘類をアクセントに加え、辛味の中にほのかな酸味と甘味を感じる奥深い味わいをお楽しみいただけます。

¥5,670(税・送料込)

ワンランク上の食卓を演出してくれる
バラエティー豊かな本格中華料理

六本木本店の人気メニューを3種類セレクトし、各々食べきりサイズに小分けしました。黒酢の酢豚は上記と同じ商品ですが、店舗と異なるのは葛芋とにんじんが入っているところ。冷凍しても味の落ちにくい根菜をチョイスしているため、湯煎するだけで元のシャキシャキ感が蘇ります。上海蟹肉とフカヒレのスープではヨシキリザメのほぐしフカヒレを使用。出汁のアクセントとして上海蟹肉を入れ、醤油ベースのスープに合わせました。豚肉とニラ入り水餃子は点心師が一つひとつ手作りし、皮はもちもち、中の豚肉はジューシーに茹で上げています。

¥10,530(税・送料込)

おなじみメニューから知られざる逸品まで
中国飯店のエッセンスが詰まったセット

こちらも中国飯店の定番メニューを、1回で召し上がっていただくのにちょうどいいハーフサイズで2袋ずつご用意しました。青椒牛肉絲は牛肉を細切りにして丁寧に下味をなじませ、赤と緑のピーマン、竹の子と強火で炒めました。シンプルながら美味しさを究めた、王道の味をご賞味ください。野菜まんじゅうは中国飯店で長年愛されてきた、キノコで取った出汁と葉物野菜だけを使ったおやきのようなひと皿。蘇州では朝ご飯に食べるというほっこり優しい味わいが魅力。中国醤油のチャーハンはたまり醤油をベースに味付けした黒チャーハンで、醤油の香ばしさとお米のパラッとした食感が堪らない名品です。

¥10,530(税・送料込)

甘味、辛味、酸味が三位一体となった
四川省仕込みの新感覚スープそば

少々の酸味と甘味、そして心地よい辛さを感じるスープそばは、本場では魚香湯麺(ユーシャンタンメン)と呼ばれるひと皿。魚香とは四川省が発祥とされる調味料で、実際には魚は使われていないのにどことなく魚の香りがするから、というのが語源とも言われています。麻辣醤と花椒で奥深い味わいに仕立てたスパイシーなスープに浮かぶのは豚肉の細切り、竹の子、椎茸とほうれん草。鼻に抜ける辛さがクセになる新ジャンルのスープそば、辛いもの好きな方はぜひお試しください。

¥4,158(税・送料込)

大切な方への贅を尽くした贈り物に
高級中華の代名詞、フカヒレのセットを

上海料理の花形とも言えるフカヒレの姿煮。フカヒレ本体には味がほぼないため、いかにスープの旨味をじっくり染み込ませるかが決め手。気仙沼産のフカヒレの尾びれを柔らかくなるまでゆっくり仕込み、牛肉、豚肉、金華ハム、鶏ガラ、鶏のモミジで出汁を取った滋味深い上湯スープで煮込みました。仕上げにネギ油と胡麻油を垂らしてさらに芳醇な味わいに。フカヒレの壺煮は荒くほぐしたフカヒレをたっぷりと惜しげなく使い、濃厚な醤油ベースのタレで味付け。フカヒレ特有の、プチプチとした小気味よい弾力を楽しんでいただけます。パッケージともに高級感のある設えで贈答用にもおすすめ。

¥18,738(税・送料込)

Other Line up

お客様に寄り添う接客で
目指すのは“記憶に残るレストラン”

クラシカルで格式高い雰囲気の中
温かなホスピタリティが光る

私は上海の隣に位置する蘇州という街の出身です。地元のレストランで料理長として務めていた時、中国飯店の社長が偶然食べにきて「この料理を作ったシェフと話がしたい」と声を掛けてくれたことが、今ここでこうして働いているそもそものきっかけ。今から20年ほど前のことでした。最初は日本人好みの味を習得するのにひと苦労。東京と上海は比較的気候が似ているため、甘い味付けが好まれたり食文化も類似点が多かったりするのですが、みなさんの声を聞いてより美味しいと思ってもらえる味に調整していきました。中国飯店の魅力は、その味はもちろんですが常にお客様の視点に立ったホスピタリティを心がけているところ。記念日にご家族でいらっしゃるなど、節目節目にご利用いただくことが多いからこそ記憶に残るお食事の場にしたいとスタッフ一同で全力を尽くしています。今回のお取り寄せの商品も、ご自宅での美味しい思い出になるよう心を込めてお届けします。

シンプルに美しく。中華の王道を、ひと皿の美味しさを突き詰める

店それぞれの個性を大切にしつつ、中国飯店ならではの表現を模索

中国飯店の歴史は1973年、六本木の一号店から始まりました。現地の一流料理人による本格的な上海料理と一歩踏み込んだサービスで着実に客足を伸ばし、2000年には旗艦店となる「富麗華」を東麻布にオープン。そこで新たに取り入れたのが広東料理のスタイルでした。香港からシェフを招き、厨房には本場さながらに焼き物と点心それぞれ専用の調理スペースを設え、上海料理と広東料理の両方が楽しめる高級中華料理店としての地位を確立したのです。その後カジュアルラインのチャイナバル「紫玉蘭」や、系列店の中で唯一パティシエを擁する「倶楽湾」を手掛けるなど、中華の伝統と基礎は守りつつも既存の概念にとらわれず、時代の流れに即して常に進化し続けています。

名物料理は季節限定の上海蟹
鮮度が命だからこそ活きる自社輸入の強み

9月から11月の間、中国飯店を訪れる機会があればぜひ味わっていただきたいのが上海蟹。生きたまま調理するので、とにかく新鮮であることが絶対条件です。中国飯店は、創業者が元々貿易会社を営んでいたというバックグラウンドを活用して上海蟹を自社輸入している、日本では類を見ないレストラン。だからこそ鮮度抜群で、特に状態のいい個体を厳選することができるのです。蒸した蟹は、中国飯店秘伝の生姜の効いたタレに漬けて提供。その濃厚な旨味を堪能しつつ、味わいの異なる雄と雌の食べ比べを楽しむのも醍醐味のひとつです。

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