1976年、名門「山の上ホテル」の厨房から、坂田幹靖シェフのキャリアはスタートしました。後に日本のフランス料理界に足跡を残す偉大なシェフのはじめの一歩です。折しも当時は、日本におけるフランス料理が古典主義から現代的なスタイルに変化し始めた時期。過度なテクニックを見せびらかすのではなく、素材そのもののおいしさを引き出す。現在の坂田シェフの代名詞である、日本各地の厳選素材。その食材へかける思いの礎は、この頃に形成されたものでしょう。
その後、フランスでの修業を経て、素材への思いはいっそう深まります。帰国後は日本各地の産地を巡り、生産者と直接話をする日々。市場流通の少ない珍しい食材を見つけては、積極的に自身の料理に取り入れます。さらにおいしさはもちろん、安全にも配慮。そんな食材探しを30年以上続けているのです。やがてその足跡が認められ、岩手県文化大使をはじめ、さまざまな自治体との協調も開始。2011年には農林水産省料理人顕彰制度「料理マスターズ」も受賞し、その名声はさらに高まるばかり。しかしシェフ歴40年となった現在でもなお、良い食材を探して日本中を巡っているのです。
もちろん今回ご紹介する商品にも、そんなこだわり食材を使用。シェフが目指した「素材を活かした、香り立つ料理」。その逸品をご家庭で気軽にお楽しみいただけます。
まずは厳選国産牛のローストビーフ。使用する肉は、シェフが信頼を寄せる岩手県の一人の肥育農家から。飼料に雑穀の糠と南部せんべいを混ぜることで、脂肪は少なく、非常に強い旨みが生まれるのだといいます。脂が少ない分、不足する甘みは白ワインやみりんで仕上げるジャムのようなソースで補います。このバランス感覚こそ、シェフの腕の見せどころです。
続いてのオードブルには、花巻市の名門・石黒農場のホロホロ鳥を使用。日本一との呼び声も高いホロホロ鳥を、部位ごとの魅力引き立つオードブルに調理します。レバーはムースに、砂肝とハツはコンフィに、モモとムネは燻製に。岩手県産のリンゴを使ったジャム、指宿の本枯節と高知の宗田節をベースにしたソースなど、肉の持ち味を活かす味付けもさすがです。
ボリューム満点のハンバーグも、シェフの自信作。ローストビーフと同じ岩手県産の厳選牛を使用。しっかりと練り上げることで、滑らかな口当たりと濃厚な旨みを演出します。さらに仕上げにトマトと赤ワインのソースで軽く煮込むことで、肉の旨みがソースに広がり、肉にはソースが染み込みジューシーになるのです。
シェフ自身が試作品から作り上げ、100%満足できる味で商品化したというこれらのアイテム。一流フレンチシェフの技とこだわりを、そのまま食卓に運ぶ逸品です。
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ローストビーフ300g(ジュレソース、ホースラディッシュ付き)、ホロホロ鳥オードブル(レバームース、砂肝とハツのコンフィ、ムネとモモのスモーク)、ポルトガル産スパークリングワイン「キンタ・ダ・ラパ」フルボトルのセット。
¥15,120(税込)
ホロホロ鳥のオードブルとローストビーフはクール便、スパークリングワインは通常便でのお届けとなります。
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ローストビーフ300g(ジュレソース、ホースラディッシュ付き)とポルトガル産赤ワイン「ナナ・レゼルヴァ」フルボトルのセット。ローストビーフは冷凍でお届け。半解凍の状態でお好みの厚さにカットし、ソースをかけてお召し上がりください。
¥8,424(税込)
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ローストビーフ300g(ジュレソース、ホースラディッシュ付き)。きめ細かく旨みの濃い赤身肉のローストビーフは、そのままではもちろん、パンと合わせてもおいしくお召し上がりいただけます。甘みのある白ワインベースのジュレソースもポイントです。
¥6,264(税込)
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レバームース、砂肝とハツのコンフィ、ムネとモモのスモークのセット。滑らかなレバームースは、岩手県産リンゴを使ったソースで。砂肝とハツのコンフィは湯煎で温めてから、お好みの野菜と合わせてサラダ風に味わうのもおすすめです。
¥5,400(税込)
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ハンバーグは1個当たり200g。濃厚な赤ワインソースでしっかりと煮込んであるため、湯煎するだけでジューシーなおいしさがお楽しみ頂けます。滑らかな食感と牛肉の旨み、ソースの風味が一体となった、フレンチシェフの自信作です。
¥4,104(税込)
旨みの濃いローストビーフは、薄めにカット。スモークとムースはそのまま、ハンバーグとコンフィは湯煎して。手間をかけずにすぐ味わえるのも、この商品の魅力。どのように味わってもその実力は体感できますが、やはりワインとともに味わうのが断然おすすめ。シェフが「料理とワインはフレンチの両輪」と語る通り、ワインと合わせることで料理のおいしさがいっそう引き立つのです。
今回はシェフ自身がセレクトしたスパークリングワイン、赤ワインとのセットも登場。「キンタ・ダ・ラパ」はポルトガル固有種のブドウを使い、その独特の旨みと軽やかな飲みくちが印象的なスパークリング。とくにホロホロ鳥との相性は抜群で、燻製の香り、コンフィの旨みなどをさらに際立ててくれます。
ローストビーフに合わせるのは、同じくポルトガル産の「ナナ・レゼルヴァ」。ボルドータイプのしっかりしたボディは、力強い肉の旨みをしっかりと受け止めます。
料理を作ったシェフ自身が、自信を持っておすすめするワインとのセット。その相性の良さは、料理とワインのマリアージュの楽しみを、改めて教えてくれるかもしれません。届いたその日に、そのままワインパーティができるおすすめセット。ぜひこの機会にお試しください。
日本各地から探し出した上質な素材を、フレンチ一筋40年の技で仕上げる。そんな巨匠の実力を余すところなく体感できる一軒。店内2~3階は、おまかせコース料理のレストラン、1階には、シェフが群馬で出合い惚れ込んだ蕎麦を使った本格手打ち蕎麦ビストロがある。
- ■ 電 話:03-6264-3319
- ■ 住 所:東京都中央区銀座7-12-1
- ■ 営 業:12:00~15:00(LO14:00)/18:00~22:00(LO21:00)
- ■ 休 日:日曜・祝日
- ■ お店のホームページ http://ginzakansei.com
坂田シェフとのコラボレーション期間中、「GINZA kansei」でご飲食の方全員に
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