高知のお米のおいしさを届けるために結成した、こだわりの農家集団

日本最後の清流と呼ばれる四万十川。
その中流域に位置する四万十町は、高知でも有数の米どころだ。
「この土地は標高が230mくらいの場所がほとんどで、昼夜の寒暖差が激しいんですよ。日照時間も長い。だから丸々太ったおいしいお米がとれる。あとはやっぱり四万十の水だね」。
四万十川に架かる沈下橋を案内しながら農家の下元利文さんは、そう話してくれた。
そんな下元さんを中心に、立ち上がった農家の集合体が「四万十米クラブ(仁井田郷米クラブ)」だ。
「もっと高知の米のよさを知っていただきたいと思いまして。あとは安心・安全。自分の家族に食べさせたいお米を作っています」と下元さん。
参加する5軒、すべての農家が農林水産省認定のエコファーマーを取得。
土壌分析から肥料まで、試行錯誤を重ね、自らが作った有機肥料50%以上の特別栽培肥料などで、米のおいしさを伝えようと励んでいるのだ。

数々のコンテストで輝かしい成績を収め、全国的に人気上昇中

下元利文さんを中心に、取材時には南部隆男さん、嶋岡克年さんの3名が田んぼを案内してくれた。
談笑しながらも、お互いそれぞれの状況を報告。
途中、何も入っていない銀シャリのおにぎりを頬張れば「やっぱり旨いね~」と皆で笑うのだ。
このアットホームな雰囲気に和むのだが、「四万十米クラブ」の目指す、人にも環境にもやさしい米作りは、実は折り紙付きだ。
例えば、山形県の庄内地区で行われる「日本一おいしいお米コンテスト」で初の3年連続優良賞を獲得するほか、平成27年度には「あなたが選ぶ美味しいお米コンテスト」金賞、お米の旨味成分で評価される「米食味分析鑑定コンクール」特別優秀賞・金賞など、錚々たる受賞歴を誇る。
デリケートな米の味を長年の研究と努力の末に、美味に変えた農家集団。
それは米どころ庄内のコンクールでも高く評価されるほどの高知を、いや日本を代表する旨い米なのだ。

ほのかに漂う香りが食欲を刺激する香り米を黄金比でブレンド

「高知米クラブ」が丹精込めて育てた、炊きたてのお米を味わってみる。
するとどうだ、ほのかにポップコーンやナッツなどにも似た、食欲をそそる香りが漂うのだ。
「これは香り米を少しブレンドしているからなんです」と下元さん。
香り米とは、古代米のうち玄米に香りを持つ品種のことであり、世界的にはもっとも高価なお米として流通している品種。
高知県では通常のお米に混ぜて炊くことも多く、今回取扱いの「仁井田郷米(香り米入)」では、その香り米を独自の黄金比でブレンド。
極上の香りを楽しませてくれるのだ。
「今回は、香り米のブレンドと、にこまるをまずは味わってほしいですね」。
にこまるとは、近畿・中国地域の6府県で奨励品種にもなっている「きぬむすめ」と、コシヒカリ系統で品質の良い「北陸174号」の交配品種。
大きく粒の揃いがよく、艶よし粘りよし、一粒一粒がしっかりしている極上のお米。
高知の米の素晴らしさを届けたいと願う「高知米クラブ」が、極上の2アイテムを届けてくれる。