自然に優しく造られた、身体に寄り添ってくれるワインをセレクト

「身体が欲するお酒」。
販売するお酒の特徴を聞いた際、ディオニーの代表であり、ソムリエでもある前田豊宏さんはそう即答してくれた。
「自然に逆らって造られたものは、身体は自然に嫌がります。自然と共存しながら、自然に優しく造られたものは、身体に寄り添ってくれます。それが現在取り扱うお酒の基準でしょうか」。
初代・前田豊三郎が創業してから約100年。
醤油の卸業から始まった同社は、時代とともに社名が変わり、酒類卸売業、さらにはワイン輸入業とその姿を柔軟に変えてきた。
「それでも大切なこと、守るべきことは、きっと同じなんです」と前田さん。
“毎日の食べる”を考えた時、負担のないものを提供したい。
それこそがナチュラルなワインや厳選された國酒にこだわり取り扱うディオニーという会社なのだ。
同社の旗艦店である京都の「前田豊三郎商店」で、前田さんおすすめのワインの試飲をしながらの取材は、実に楽しい時間であった。
身体が欲する一杯。説明を聞きながら、するすると味わえてしまう美味なるワインを前に、その真意が少しわかった気がした。

こだわりの醸造家が生み出すワインとの一期一会の出会いを提供

どういうこだわりを持ってワインを造っているか? それこそがディオニーで扱うワインの基準でもある。
「例えば、フランス・ロワール地方のモンルイに、無農薬の畑でワインを造っているアレックス・マチューというワイナリーがありまして、その醸造家に憧れてワインを志したのがルドヴィック・シャンソンです。現在も一人で切り盛りする注目の醸造家であり、その一本が今回取扱のロゼ発泡のイチゴです」。
醸造家の歴史やさらにその考えまでを解説、とめどなく溢れるワイン愛は、そうした造り手の顔が見える一本を厳選していく作業でもある。
「元来、生産量自体が少なく、さらに輸入量が限られる一本も多いので、これはと思った一本は試してみるが正解」。
人生を豊かにしてくれる一期一会のワインとの出会いの提供もまた、ディオニーという会社の使命であるのだ。

自らの舌で見つけた注目の自然派ワインを今後も提供予定

ブルゴーニュの伝統と革新を大切に挑戦を続ける、今、大注目のオレリアン・ヴェルデに、筋金入りのビオディナミ農家であるクリスチャン・ビネール。
「自然派ワイン好きであれば、一度は味わってみたいワインから、今後注目を集めるであろう醸造家まで、常にアンテナは張り巡らせています。
格付けやマスコミの評価だけに左右されず自分の舌で探したワインがおいしいと言ってもらえる、それがやっぱりやりがいです」と前田さん。
今後も次々とリリースされるディオニーのワインコレクション。
自然派好きはもちろん、ワイン好きならずとも楽しめるという、身体が欲する味わいを一度は試していただきたい。