ビアソムリエにも関わらず、これまで全然ビールの記事を書かずにきた私。(すみません)
満を持してご紹介するのは、今や「世界の」と言っても過言ではない『常陸野ネストビール』のニッポニア!
1996年の発売以来世界各国で数々の賞を受賞している常陸野ネストビールさんだからこそ、世界から「日本らしいビールを飲みたい!」なんていうリクエストも頂くのだそうだ。このニッポニアのコンセプトは「美味しかった昔のビール」
日本発のビール麦「金子ゴールデン」と日本発のホップ「ソラチエース」を組み合わせ醸造、日本のビールというと現代では喉越しの良いドライなイメージが強いが昔はもっと苦みもあり、じっくりと飲むタイプであったとか。その特徴を持つ2種を常陸野ネストビールの製法や製造環境の元で醸造した結果、驚く程鮮烈なビールが誕生したのだ。これは昔懐かしいというには新しすぎる、無骨さの中にスタイリッシュさを兼ねたビールである。アンバーに近い黄金色に輝きボディはどっしりとしている。
それもそのはず。アルコールは8%である。長い余韻に乗る苦みがまた心地よく、ソラチエース由来の柑橘香が爽やかに鼻をくすぐる。玄人ビールとでも例えようか。酒飲みの私としては、なかなか癖になるあじわいである。日本のビールというと冷や奴でもつつこうか?なんて思っていたが、クリームチーズ奴に急遽変更、市販のクリームチーズをカットし鰹節と醤油をかけるだけ。相性抜群なので是非ニッポニア購入者はお試しあれ。