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2018 . 05 . 24 UPDATE

達人

大木 淳夫さん

ぴあ「東京最高のレストラン」編集長

1965年東京生まれ。プロが実名で評価する唯一のレストランガイド「東京最高のレストラン」編集長を2001年の創刊より務めている。その他の編集作品に「いまどき真っ当な料理店」(田中康夫)、「一食入魂」(小山薫堂)、「日本一江戸前鮨がわかる本」(早川光)、「なんでお店が儲からないのかを僕が解決する」(堀江貴文)など。好きなジャンルは鮨とフレンチ。

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黒亭お土産ラーメン6食入

 「黒亭」(こくてい)といえば、熊本を代表するラーメンの人気店のひとつ。しかも、都内でも有名な桂花などと違い、熊本市内に二軒しかない。つまり、本来なら、あえて行って行列に並ばなければ食べられない味を、お取り寄せすれば家庭で食べられるというわけだ。

 残念ながらお店で食べたことはないのだけれど、クオリティが高いのは間違いない。安易に万人受けする味に堕すことをせず、きちんとオリジナリティを追求している。

 スープには臭みがなく、綺麗な味わい。黒亭ラーメンの特徴でもある焦がしにんにく油は、別添で回しかけて食べる。この風味とかすかに感じる苦みが、スープと一体となって余韻を生んでいる。半生の麺は中太ストレートで、やはりとんこつにはこの麺が合う。面白いのは、あえて有明産の海苔が2枚付いていること。この香りがまたいいのだけれど、さらに「地元」に対する強い誇りを感じた。こういうこだわりと出会うことも、お取り寄せの楽しみだと思う。そして自宅でいただくなら、思いっ切りトッピングでも遊んでみるのもいい。ひとつは地の食材で合わせる"マリアージュ"だ。熊本縛りで辛子レンコンや馬肉をトッピングしてみたり、九州縛りでさつま揚げや明太子もいいだろう。ちなみにスープのお湯を沸かす際に、焼酎を大さじ1ほど加えると、味がさらにまろやかになるのでこのマリアージュもぜひ。ライムを絞ったり、パクチーを入れてエスニック風のスープにするのも楽しい。

 お店風にするなら、チャーシュー、きくらげ、万能ねぎがいいだろう。人気商品である「玉子入りラーメン」風にもトライしてほしい。これは生卵の黄身がなんとふたつ入っているメニュー。麺に絡めて食べるとまったく別の味わいになるし、スープも新たな風味を感じさせてくれる。育ち盛りのお子さんが大喜びしそうなトッピングでもある。

 と、書いていたらまた無性に食べたくなった。記憶まで刺激するラーメンなのだろう。

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