「これが、梅干しだ。」感動的なシンプルさ。故に素材の質の高さが圧倒的に出ている。
近年でこんなに感動させられた梅干しは記憶にない。原材料もシンプル「梅、紫蘇、食塩」これを私は求めていた。
一口食べると「すっぱい!」ただ、それがいい。きちんと梅干しを作るならこの塩分は必要なのである。梅本来の甘みや紫蘇の香り、薄い皮と柔らかい果肉、鮮やかな色その全てに魅了された。基本的に体調を整えるには梅干しと味噌を重宝しているのだが、このところ店頭で販売されている梅干しの表記を見てもなかなかシンプルなものが見当たらず
いよいよ自分で作るか?と検討したほどだったが、自分ではこうは仕上がらない。無農薬の紫蘇を使い、受注後出来立ての色鮮やかな物を届けるとう細部へのこだわりも嬉しく、梅農家さんの本気度が伝わる。
食べ方はもちろんご飯と。驚く程大粒なのでこれで2杯はいける。また、冬場の体調管理に大活躍するのが「お湯に梅干しを1粒つぶして飲むこと」。なんだか救われた気持ちになるだけでなく、この冬風邪に縁がない。