2019.07.08 UP
昆布や塩、米など、今や日本のどの地域でも使われている食材。これらが日本中に広まった理由には、北前船の影響があったと言われています。北前船とは、江戸時代から明治時代にかけて、瀬戸内海から日本海を渡り北海道までを商売をしながら航行していた商船のこと。北海道の昆布やニシン、生糸などの物資が、北陸や大阪まで運ばれ日本の食文化までも大きく変えました。寄港地で物資を売り買いしながら航海していた北前船は、一攫千金を狙える船として多くの商人が活用。なかでも北前船廻船問屋の大旦那として莫大な利益を出したといわれるのが、『今塩屋佐兵衛』です。『今塩屋佐兵衛』の選ぶ商品は、江戸や大阪の都市部
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