2016.11.22 UP
1916年(大正5年)創業の信濃ワインは、信州塩尻の桔梗ヶ原にブドウを植え付けた先駆けのひとつ。かつては甘味ブドウ酒の原料供給地として、コンコードやナイアガラなど北米系ブドウ品種が全盛だったけれど、今はメルロを筆頭にお馴染みのヨーロッパ系ブドウ品種が増えている。桔梗ヶ原といえばメルロといってもよいほど、ひとつのブランドだ。ワインは透明感のあるルビー色。チェリー、ラズベリー、ブルーベリーの香り。カカオやバニラの香ばしいフレーバーに混じり、土っぽいニュアンスも感じられる。果実味は柔らかく、滑らかな口当たり。バランスのよい酸味がフレッシュ感を誘う。渋みの穏やかなミディアムボディ。霜降り牛肉のすき焼き
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