地域によってさまざまな呼び名があるズワイガニ。獲れる場所によって旬が異なるようですが、やはり冬のイメージが強いですよね。食べるなら今のうち! ということでズワイガニを使った美味しそうなお取り寄せ商品はないか、オンワード・マルシェで検索してみたところ何やら気になるショップ名が。
その名も『かに物語』です。肉厚なカニのむき身がたっぷり入った「かにの実」も心惹かれたのですが、寒かったこともあり、思わずスープの方の写真をクリック。「2種のカニたっぷりスープセット(カニチャウダー・ビスク各3パック入)」の説明を読んでみると、何とこちらで使われているカニは、ズワイガニの名こそ付くものの全く分類の違う「マルズワイガニ」という種類だそう! これは本来の目的からは少々脱線してしまいましたが、マルズワイガニについて調べるうちに興味津々に。
マルズワイガニは英語名"Deep Sea Red Crab"の通り、最深1kmほどの深海に生息しているため漁獲量も少なく「幻のカニ」と言われているそう。しかも深海は水温が低いため季節を問わずに美味しさが保たれ、『かに物語』の漁船では水揚げ後すぐに船上でボイルし冷凍させるため、獲れたての新鮮さが保たれているのだとか。
2019 . 02 . 11 UPDATE
マルシェ編集部さん
レポーター
商品をお楽しみいただくイメージがより具体的に膨らむよう、マルシェ編集部のレポーターが実際に商品を購入し、お客さま目線で実食までを本気でレポートします。どのような形で商品が届くのか、そしてどのような調理や下準備が必要なのか、注意点なども含めて分かりやすくお伝えします! みなさまのご購入の参考になるよう、レポートしますので是非お役立てください!
希少なマルズワイガニを贅沢に使った「2種のカニたっぷりスープセット(カニチャウダー・ビスク各3パック入)」


冷凍で届きますが、このまま封を切らずに電子レンジで解凍すればすぐ出来上がりなのでラクチンですね。

カニからしっかりと出汁を取っているのが分かる、滋味深い味わいです。カニ身はぷりっと弾力があり、いい歯ごたえ。柔らかなひよこ豆と香り高いポルチーニ茸の食感もいいアクセントに。まろやかな仕上がりで、ちょっと贅沢な朝ご飯にいただくのにもピッタリです。

こちらにはちょっとオニオングラタン風にパンを浸すと、ビスクがじわーっと染み込みました。スープだけでは少し物足りない時にオススメです。
思いがけず巡り会ったマルズワイガニですが、こんなに美味しいスープが味わえて大満足! 何と『かに物語』の漁船は、約10ヶ月もかけてアフリカのナミビア沖合で漁をしてくるのだそう。そんな貴重なカニを使い手間ひまかけて作った「2種のカニたっぷりスープセット」、はるか遠くの深海に思いを馳せつつじっくりいただきたいですね。